朱鞠内強制労働犠牲者遺骨発掘,北海道フィールドワーク
2001・夏
東アジア共同ワークショップ
2001遺骨発掘報告
| 今年の夏、8月4日から12日の9日間、北海道を舞台に「東アジア共同ワークショップ」を開催します。 1997年8月、道北の幌加内町朱鞠内にて八日間、日本・在日・韓国の若者たちが集い、半世紀前の朱鞠内ダム工事犠牲者(多くの朝鮮人を含む)の遺骨発掘を行い四体の遺骨が発掘されました。その第1回日韓共同ワークショップは、1998年の韓国、1999年の大阪、2000年の韓国へと受け継がれ、今年、再び北海道で行うこととなりました。 私たちのワークショップは「出会い」をキーワードに、東アジアに生きる若者たちが共同の体験を重ね、同じ目線で語り合う場です。また、過去の歴史と現代の課題を認識し、政治や国家といった枠組をこえた共同の創造の場を提案してきました。 そして、何よりも『出会いを通して、互いを理解し、共にこの世の不平等と差別を話し、その解決のために共に悩む』なかで『私たちのこの小さな芽が、いつかは平和の実を結ぶだろうと信じる』(参加者の感想より)若者たちの熱意によって支えられてきました。 また、日本と韓国の枠にとらわれない広汎な仲間の集まりへと、このワークショップ自身も成長してきたことから、名称も今回から「東アジア共同ワークショップ」に変更しました。 今年のワークショップでは、前半は北海道各地でのフィールドワーク(在日の生活・アイヌの文化・強制連行等をテーマに)、後半は朱鞠内での発掘作業を行う予定です。 日本、そして東アジア全体の縮図とも言える朱鞠内そして北海道を、自分の心と体で確かめることにより現実に向き合い、民衆の歴史を掘り起こし、共有することが、東アジアの平和的共存に寄与するものと確信しています。 2001年・夏、朱鞠内で会いましょう!
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開 催 要 項
| 期 間 | 2001年8月4日(土)〜8月12日(日)<8泊9日> |
| 募集人数 | 約100名 |
| 会 場 | (札 幌)8月4日 「浄土真宗本願寺派・札幌別院」 札幌市中央区北3条西19丁目 |
| (朱鞠内)8月8〜12日「旧・光顕寺 笹の墓標展示館」 雨竜郡幌加内町朱鞠内 |
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| 日 程 | |
| 8/4(土) | 開会式・記念講演 |
| 8/5(日) 〜8/7(火) |
北海道フィールドワーク |
| 8/8(水) 〜8/10(金) |
朱鞠内共同墓地遺骨発掘調査 |
| 8/11(土) | 犠牲者追悼会・発掘報告会・東アジア共同シンポジウム |
| 8/12(日) | 閉会式・解散 |
【主催】東アジア共同ワークショップ委員会 【主管】空知民衆史講座 【協力】北海道AALA連帯委員会 |
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テーマ別フィールドワーク
| 1.朱鞠内・北空知の強制労働と発掘 | |
| 民衆史掘り起こし、朱鞠内ダム・鉄道工事の調査研究、発掘に取り組んできた空知民衆史講座の足跡を辿り、北空知における強制連行の歴史を学びます。また、今回の発掘作業の中心的役割を担います。 |
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| 2.オホーツクの強制労働と民衆史 | |
| オホーツク海に面するこの地域で掘り起こされた民衆の歴史、囚人・タコ部屋労働、朝鮮人・中国人強制連行の現場を訪ねます。 |
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| 3.南空知の強制労働と炭鉱の歴史 | |
| 南空知地方は、1970年頃まで国内屈指の石炭供給基地でした。この地域の歴史、戦時中の様子、そこに生きた朝鮮人・中国人労働者について考えます。 | |
| 4.札幌の強制労働と歴史教育 | |
| 北海道の中心都市、札幌にて行われた強制労働等から歴史を学び、現在の歴史教育について考えます。 | |
| 5.北海道と在日韓国・朝鮮人社会 | |
| 北海道における在日の教育・生活・歴史に接して、未来を共に考えていきます。 | |
| 6.矢臼別演習場と日米軍事問題 | |
| 道東の別海、浜中、厚岸の三町にまたがる矢臼別演習場で米軍演習の実態を学び、地域の人々と交流します。 | |
| 7.アイヌと遊び、学ぶ 文化・歴史・現在 | |
| 道央・日高を中心に、現代を生きるアイヌの人々と交流し、その文化・歴史を学びます。 又、地域に住む住民との交流を通して、体験的にアイヌの文化や北海道の文化に触れます。 |
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| 東アジア共同ワークショップ賛同人[五十音順] |
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石川 正生(浄土真宗大谷派北海道教務所所長) |
| (敬称は当時) |